タグラグビー普及活動

(第1回目)
沼津市立第三小学校5年生須山教室訪問  2004,6,9 13:40−14:35 曇り
  講師:小黒晴二(NPO代表)、高橋康晴(NPO副代表・・飛龍高校教諭)、井上聡(沼津高専教諭)、横内直樹(愛鷹RFC)、須永裕太(愛鷹RFC・・学生)

この日は第三小の公開学習の日で父兄も参観しました。
われわれNPOとして小学校でのタグラグビー授業は初めての試みで多少不安がありましたが、子供たちが初めてさわるラグビーボールを嬉しそうにパスする姿を見てすぐに不安は消え去りました。
ラグビーというスポーツはパスを前に投げてはいけないという、他のスポーツにないルールがあり、それがどこまで子ども達に理解してもらえるか疑問でしたがまずは、そんなことは気にせず、いかに限られた時間(55分)で子ども達に楽しんでもらえるかを重点にメニューを作りました。
1.ラグビーボールに慣れる。・・・1人でボールを上に投げ、空中にある間、手をたたきキャッチする。
                    ボールを腹、首、膝の周りを回す。
                    1対1でパスする。
                    4人1組でリレーする。
2.タグを取る・・・・・・・・・・・・・・・1対1でタグを取る練習。
                    2対1でタグを取る練習。
3.ゲーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・4対4のゲーム(ノッコン、スローフォワードはある程度無視)

(感想)鬼ごっこの延長の単純なゲームであるので子供達には受けはいいと感じました。今回は全員が初めて挑戦することもありダラけることもなく、いい緊張感の中で授業は行なわれました。最後に4対4のゲームをやりましたが、パスを前に投げてはいけないルールに戸惑いながらもなんとか格好がついた感じでした。授業が終わり感想を聞いたところ、全員が「また、タグラグビーをしてみたい」と言ってくれ、今後の継続活動を期待する次第です。
このタグラグビー活動は1回きりでは意味がなく、3回、4回と続けることで子供たちが自分達のクラスに合ったルールを決めて楽しめるものになります。
第三小でこの話を企画していただいた勝呂先生、担任の須山先生、鈴木校長先生と皆、非常に好意的で感謝しております。 
 
コーチ:左から高橋、小黒、須永、横内