JRFCC初戦、シカゴバーバリアンズ戦・・・第2回レポート


少々遅くなりましたが、5月17日、シカゴラグビー協会主催のラグビーフェスティバルが行なわれ、
アメリカ代表イーグルスにも選手を出すシカゴライオンズからウーマン、チャイルドチームまで数十
チームが集まり、熱戦が繰り広げられました。
我々のクラブも協会から招待を受け、シカゴクラブチーム
のオールドボーイズを集めたシカゴバーバリアンズと対戦し、私もフランカー(7番)で出場しました。

試合会場となったのは、Chicago Blazeというクラブチームのホームグランドで、ラグビー専用グランド
3面(もちろん芝生)、クラブハウスもあり、ラグビーがあまり盛んでないと思っていたアメリカにこんな
すばらしいグランドがあるのかと驚かされます。


前日に気合の入った練習を行い、皆ある程度自信を持っていたと思います。

私自身は久しぶりの試合ですし、年齢的な体力の衰え、未知な外国人チームなど少々不安な面と、まったく理論的では
ない精神論や気合みたいなものが入り混じり、落ち着くことができず、試合当日を向かえました。

 対戦相手のシカゴバーバリアンズは、年齢的にはほぼ同じですが、体格は我々とひとまわり違います。

我々フォワードの平均体重は80キロそこそこですが、相手は100キロ以上はあります。

午後3時、キックオフで試合が開始されました。

スクラム、ラインアウトでの劣勢は予想していましたが、思った以上にプレッシャーが強く、試合は相手のペースで進みました。

相手は特に技はありませんが、当たってモール、ラックを繰り返され、最後は我々のバックスが巻き込まれるのと同時に、相手の
フォワードのライン参加で数的に負け、トライを許すパターンです。

非常に古典的な攻撃ですが、体格差のハンディは大きく、わかっていても相手フォワードを倒せない。

米人は非常に上半身が発達しているので、体を掴んでも手が回らない、逆に我々は子供のように抱え込まれます。

掴む力、引く力などもまったく日本人とは違います。

また体が大きいわりに強引な突進は少なく、確実にモールの形を作れるように当たってくるため、なかなか倒せません。

むしろ日本人の方が1対1の勝負に拘りがあるように思えます。

結局終始圧倒され、最終的な得点はわかりませんが、10本以上トライを許し(JRFCC1本)、惨敗しました。

敗因はセットプレーができなかったこと等いろいろあると思いますが、私が思う敗因はやはりタックルだった思います。

セットプレーは体のハンディが影響しますが、タックルはできたはずです。

結局精神的な部分で体のハンディを埋められなかったのではないでしょうか。

ボールを殺すタックルよりも、つながれてもつながれても何度でも倒すタックルをしなければ、大型チームには勝てません。
(おやじラガーの私の結論はいつも精神論です。)

ただ我々のチームはまだ結成して半年。今回が初戦。これからです。

大事なことはこの悔しさを忘れないことです。

ただひとつ残念だったのは、この試合で怪我人が多くでてしまったことです。

私もその中のひとりで、リハビリ中です。

早くけがを治し、次は勝ちたいと思います。